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定年退職後の生き方。水彩画を描くことが生きがいになっています

      2016/05/08

水彩画を上手に描けるようになりたいとおもいませんか?

小中学を卒業してから一度も絵筆を握ったことがないという人も多いのではないでしょうか。

絵を描くこと自体は好きな人も多いでしょう。

しかし、上手に描けない。絵の具を水に溶かして描くのが面倒くさい。写真があるのに絵を描く事に意義を見出だせない。

そんな理由で、いままで絵を描くことに興味を持てなかったのではないでしょうか。

定年退職後の生き方を探しているなら、水彩画に挑戦してみてはいかがでしょうか。

あなたが思っているよりも、とても奥深く楽しい世界ですよ。

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   出典:http://www.trapaninostra.it/

 

目次

  1. 水彩画は好きですか?
  2. デジタル写真を簡単に撮れる時代に水彩画?
  3. ものづくりは過程がたのしい
  4. 油絵ではなく水彩画なわけ
  5. 水彩絵の具には3種類ある
  6. 明るいところから先に描く
  7. 乾くと色が変わる
  8. 広い部分を均一にきれいに塗るには
  9. 水張りしよう
  10. 写生に出かけよう
  11. 公園へ出かけよう
  12. プロの書き方をまねるのがイチバン
  13. かゆいところに手がとどく
  14. 最初は塗り絵からはじまる
  15. まとめ

水彩画は好きですか?

山口県に暮らす69歳の富永健太郎さん(仮名)は、「水彩画を始めてまだ4ヶ月ですが、新しい生きがいを見つけることができた」。といいます。

「描くことがこんなに楽しいとは思わなかった。こんなにすばらしい時間をすごせるなんて、今がいちばん幸せだ」。と話してくれました。

「水彩画なんてあまり描きたくない」という人も多いと思います。

水彩画があまり好きでない理由は、「うまく描けないから」だと思います。

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思い返してみれば、学校の美術の時間に、水彩画の時間はありました。

私が小中学生の頃の美術の時間では、デッサンについては、ある程度技術的なことを教えてくれましたが、水彩画の色塗りについては全く教わりませんでした。

私は、水彩画の色塗りが大嫌いでした。

紙はデコボコになるし、思ったとおりの表現ができなかったからです。

何も教わらなかったのですから、うまく塗れるはずがありません。

「知り合いのススメで水彩画を始めましたが、あまりにも稚拙な出来栄えでした」。と富永さんは苦笑いをしました。

「そこで、本格的に水彩画を学ぶことにしたのです。たまたまいい教材と出会えたので、いまは楽しく続けることができています」。と富永さんは眼を輝かせながら話してくれました。

富永さんによれば、ちょっとしたコツを学ぶことで、誰でもきれいな水彩画を描くことができるようになるという。

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「最近では、小学生の孫に、教材のDVDをみせながら教えています。教えるというのも、楽しいし生きがいを感じます。もっとうまくなったら、水彩画教室でも開きたいなどと、この歳になっても夢がふくらんでいます」。

 

デジタル写真を簡単に撮れる時代に水彩画?

今は、スマホでも簡単に高画質の写真が撮れてしまいますよね。

さらに、水彩画ファンには残念なことに、写真を簡単操作で水彩画風にアレンジすることもできてしまいます

このように写真で簡単に撮れるにもかかわらず、多くの人が趣味として水彩画にはまっています。

富永さんたちが、時間と手間をかけて、水彩画を描く理由はなんでしょうか。

ものづくりは過程が楽しい

あなたは、何かをやるときに、過程を楽しむタイプですか?

それとも、結果のみを追い求めるタイプですか?

もし、後者なら、水彩画を描くことには向かないかもしれません。

富永さんは、「水彩画を描くというのは、できた絵が目的なんじゃなくて、描くプロセスが楽しいんだよ。」といいます。

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思えば、プラモデルもそうではないかと思います。

完成したモデルはいくらでも売っているのに、なぜ部品から組み立てることに楽しみを覚えるのか。

できた作品そのものよりも、つくる過程が楽しいからですよね。

そして、つくる過程では、じぶんなりのアレンジをいくらでも加えることができます。

自分でつくることができる自由さ、創造性が楽しいのです。

また、思い通りにつくるには、技術が必要です。

そういった技術をひとつひとつ習得していき、創意工夫することも、楽しみのひとつですね。

油絵ではなく水彩画なわけ

本格的な絵画というと、私は油絵を思い浮かべました。

名画といえば、油絵である。

なぜ、水彩画なのでしょうか。

「家庭で絵を描くなら、水彩画のほうが絶対いいよ。油絵は、有機溶剤で絵の具を溶かすんだけど、私はあれがだめだ。あの臭いで、頭がいたくなったり食欲がなくなったりする。それに、絵の具がすごく高い(笑)。キャンバスに描くというのも、仰々しくてちょっと違うなと思いました」。と富永さんはいいます。

確かに、水彩画の方がお手軽で家庭向きです。

臭いもほとんどありません。

「水彩画は、油絵と違い修正が難しいんだけど、水彩画独特の温かみや透明感は、とても魅力的で、わたしは水彩画のほうが好きだなぁ」。富永さんは、嬉しそうに語ってくれました。

水彩絵の具には3種類ある

私たちが、小学校で使っていた絵の具は、「不透明水彩絵の具」か、「マット水彩絵の具」(半透明)だということです。

これらの絵の具の特徴は、重ね塗りをしても下の色が透けないので、「不透明」と呼ばれています。

非常に扱いやすいので、小学校ではこちらが使われているというわけです。

一方、プロが使っているのは「透明水彩絵の具」なのだそうです。

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「透明水彩絵の具」の特徴は、その名の通り、重ね塗りをしたときに下の色が透ける特性があります。

ですから、色を決めるときには紙の白さも考慮する必要があります。

「透明水彩絵の具」はセロファンのように下地が透けるため、デッサンのときに書いた線が、色を塗っても透けて見えます。

不透明絵の具だと、デッサンの線が消えてしまうため、色を塗ってしまうとわけがわからなくなってしまうことがありますので、便利です。

透明絵の具で絵の具の色を薄めるときは、注意が必要です。

小中学校では、色を薄めるとき、例えば水色やピンクをつくるときは、青や赤に白を混ぜたと思います。

透明絵の具では、白をまぜると不透明水彩絵の具になってしまいます。

さきほどもいいましたが、透明絵の具を使うときは、紙の白さも利用します。

色をうすめるときは、絵の具を水で薄めて使います。

水色は青の絵の具を、ピンクは赤の絵の具を、水でうすめて塗ります。

絵の具が薄い分、紙の白さが絵の具の色を薄くしてくれるというわけです。

また、小中学校では色を混ぜて新しい色をつくるとき、パレット上で混ぜて作っていたとおもいます。

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出典:http://www.craypas.com/

透明絵の具でも、そのような使い方ができますが、下の色が透けるので、あとから重ね塗りをすることで新たな色をつくることもできます。

このように、透明絵の具は下地の色との和で色が決定しますので、難しい反面、いろいろと応用もきくというわけです。

富永さんも、透明水彩絵の具のほうを使っているということです。

明るいところから先に描く

透明水彩は、下の色が透けるので、重ね塗りするとどんどん色が濃くなります。

どんどん色が濃くなるということは、一度色が暗くなると、もとに戻らないということです。

ですから、明るい所を先に描いて、濃い色を乗せないようにする必要があります。

例えば、桜が咲いている木を描くなら、まず桜の花を描いてから、樹の幹と枝を描きます。

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感覚的には、枝から花が咲いているので、枝を先に描いてしまいがちですが、黒っぽい枝はあとから描いたほうがうまくいきます。

また、濃い色の部分も、いきなり濃い色を塗らないほうが、失敗しずらいです。

濃い色を塗ってしまうと、取り返しがつかなくなります。

まずは、絵の具を水で薄めて、薄い色で塗っていくほうがうまくいきます。

水彩画は、淡い色合いを使うと優しい感じでいい雰囲気になります。

慣れないうちは、なるべく濃い色を使わないほうが、見た目がキレイに仕上がります。

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風景画の場合は、遠くにある景色を薄い色でボカした感じで描くと、写実的な絵になります。

ですから、薄い色の遠くの景色から色をつけていくと、うまく描けやすいです。

乾くと色が変わる

透明水彩絵の具の色は、塗った直後の湿った状態よりも、乾くと薄くなります。

つまり、乾くまでほんとうの色がわかりません。

ですから、色をぬったら乾くまで待って、様子を見る必要があります。

また、色を塗った部分の隣接するところに、別な色をぬるときは、にじみや混ざりに気をつけなければなりません。

特に、薄い色を塗ったあとで、隣に濃い色を塗るときは、濃い色が薄い色に侵入してしまうと残念なことになります。

この場合も、ちゃんと乾いてから塗ったほうがいいです。

短気な方は、ドライヤーで乾かしたりしますが、風圧で塗った絵の具がながれてしまうことがあるので、あるていど乾いてからやります。

まあ、慌てず、のんびり楽しみましょうということです。

広い部分を均一にきれいに塗るには

まず、塗る部分に水を塗ります。

こうすることで、絵の具が塗っている間に乾いてしまうのを遅くすることができます。

色をぬっている途中で乾いてしまうと、色ムラになってしまいます。

水はよく見えませんが、塗る部分の枠からはみ出さないようにしましょう。

はみ出すと、色を塗った時に、はみ出した部分がにじんで枠から色がはみ出してしまいます。

また、紙が水平でないと、絵の具が流れてしまうことがありますので、特に外でのスケッチでは気をつけましょう。

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広い部分を塗るときには、基本的にはたくさんの絵の具を筆につけます。

逆に、水分を多くして、絵の具を少なくすることで、ボカした感じの色ムラをわざとつくる技法もあります。

複数の色でボカして、グラデーションにすることもできます。

また、枠にとらわれないで、絵の具をにじませる技法もあります。

こういったぼかしやにじみ技法は、水彩画独特で、油絵にはないほんわかした感じを出すことができます。

 

水張りしよう

水彩画を描いていて不愉快なのは、絵の具をぬっていると、塗ったところだけ紙が水を吸って、でこぼこになってしまうことです。

このような状態になるのを防ぐために、「水張り」というテクニックがあります。

「水張り」の方法は、実に簡単です。

まず、画用紙を水に濡らします。

このとき、画用紙は水を吸って伸びきった状態ですよね。

この伸びきった状態で、パネルなどにピント張って貼り付けます。

すると、伸びきった状態で乾燥しますので、あとで水を吸っても再び伸びづらくなっている、というわけです。

ちょっとめんどうですが、やっておくと水彩画がきれいに仕上がりますよ。

写生旅行に出かけよう

富永さんは、「定年退職後の生き方のひとつとして、旅行を楽しみたいと思っていた」。といいます。

「勤めているときは、長い休みをとれる会社ではなかったので、遠出の旅行にはまったく縁がなかったのです。まだ、夏本番で暑さが厳しいですが、秋になったら美しい紅葉で着飾った山々を、のんびりとスケッチしたいと思っています。風情のある町並みとか、田園風景などを描くのも楽しみです」。富永さんは実に楽しそうに話します。



旅に出ると、あれも見よう、これも見ようと欲張って疲れ果ててしまうことがよくありますよね。

そういう修学旅行的な旅も楽しいですが、定年退職して時間がいっぱいあるのですから、のんびりと水彩画スケッチ旅行というのもいいものです。

明るいうちはスケッチして、夜は温泉つかってのんびり過ごす。

贅沢な過ごし方ができるのも、定年退職後ならではですよね。

公園へ出かけよう

富永さんは、普段はよく近くの公園や緑地、植物園などへ行って写生をしているといいます。

「夏でも木陰は意外と涼しく、過ごしやすいものなんですよ。水分をちゃんととって熱中症には気をつけていますけどね」。

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富永さんは、地元の写生同好会に参加して、ときどきみんなで写生会に行くそうです。

「同好会に入って、同じ趣味の仲間同士で交流をもつのは、ほんとうに楽しいものですよ」。富永さんはいいます。

スケッチやコミュニケーションは、認知症予防にもなるといいます。

定年退職後の生き方として、水彩画を描く生活というのは、本当に楽しそうで、生きがいをあたえてくれそうだと感じました。

プロの書き方をまねるのがイチバン

富永さんは、最初、水彩画の技術を学ぶために、何冊かの本を買ったそうです。

「ですが、どうもピンとこないというか、よくわからないもどかしさがありました。もどかしく思っているうちに、「プロが実際に描いているところをみたい」という欲求が強くなっていきました」。

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そこで富永さんは、同じ同好会の友人にに相談してみることにしたそうです。

その方は、はじめ水彩画教室にかよっていたそうです。

ところが、その教室の先生が性格的に問題があって、すぐに切れてしまうのだとか。

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あまりにも雰囲気が悪いので、その教室をやめてしまったそうです。

その方が次に試したのは、画家の上西竜二さんのDVD教材
だったそうです。

この教材はつくりに工夫がされていて、とっても楽しく勉強できたそうです。

3f992306.png  上西竜二さんの作品

「私も、プロの「描き方」を見たかったので、手に入れてみました。プロの先生が、水彩画を描くプロセスを最初から最後までしっかりと見せてくれるので、今までのもどかしい部分がクリアになり、たいへん勉強になっています」。富永さんはこのように話してくれました。

DVDなので、疑問が湧くたびに繰り返し見ることができて、たいへん便利なのだそうです。

かゆいところに手がとどく

富永さんは、「絵を描いていると、細かい部分でどうしたらうまく描くことができるのかと思うことの連続です。画家の上西竜二さんのDVD教材
は、そういった、ちょっとしたかゆいところに手がとどく「孫の手」のような感じです。学校や水彩画教室では、なかなか教えてもらえない細かな部分まで、親切に解説してくれてます。「上手に描く」ことに主眼を置いていますので、自分でもどんどん上達しているのがわかりました」。と説明してくれました。

なにより、この教材は、勉強していてとても楽しいのだそうです。

最初は塗り絵からはじまる

画家の上西竜二さんのDVD教材
は、まず、先生が描いたデッサンへの色塗りからはじまります。

水彩画の色塗りから勉強するわけです。

富永さんによると、「いきなりやりたいことから始まるのがよかった」。のだといいます。

「完成した絵をみると、じぶんでもこんなのを描くことができるんだと、勘違いしてしまいます。でも、それがやる気につながりました」。

まとめ

定年退職後の生き方として、田舎暮らしをかんがえている方も多いでしょう。

のんびり過ごすのは、忙しかった定年前を思えば理想的に感じますが、退屈なものでもあります。

なにかやりたい、だけどやることがない。

そんなあなたには、水彩画をおすすめします。

富永さんオススメの↓の教材で学べば、水彩画をたのしく始めることができるでしょう。

>>画家の上西竜二さんのDVD教材

富永さんは、奥さんに「あんたが家にいると、ストレスが溜まる」。と言われたそうです。

一生懸命はたらいてきたのに、悲しいことですね。

「でも、水彩画をはじめてからは、妻の機嫌もよくなってきたように思います。妻も水彩画はじめようかなんて言い始めました。」といいます。

「ちょっと照れくさいですが、夫婦で写生旅行するのがこれからの楽しみです」。富永さんの生き生きとした表情がとても印象的でした。

 

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