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旅行会社に転職したい!ツアーコンダクターになるには?

      2016/05/08

ニーズ拡がるツアーコンダクターという仕事

超高齢化社会にあって、ツアーコンダクターの需要が高まっています。

定年退職後にやりたいことのトップは、旅行なのだとか。

あるアンケート調査では、4人に1人が「定年退職したら、のんびりと旅行したい。」と答えています。

シニアの間では、旅行の手配をすべてやってくれるパックツアーの人気が高く、ツアーコンダクターの活躍の機会が増えているのだそうです。

ツアーコンダクターになるには、どうしたらいいか。

ツアーコンダクターの働き方とは?

未経験者でもはたらきながらツアーコンダクターになれる

近年、ツアーコンダクターのニーズ拡大にともない、未経験者でも積極的に採用する企業が増えてきました。

株式会社旅行綜研でツアーコンダクターとして活躍する岩田栞さん(33、仮名)も、未経験からのスタートだったといいます。

岩田さんは、この会社に入るまでは旅行会社とはまったく縁のない業種ではたらいていたといいます。



「ツアーコンダクターの専門学校にも通っていませんでした。全く知識がない状態でしたが、実際の仕事を通じて学ぶ傍ら、会社の研修をうけて、プロの資格をとることができました」。と話す。

岩田さんは、「会社では、スキルの高さがそのままお給料に反映されていきます。シビアですが、すごくやりがいがありますよ。地理の知識や外国語を習得するのはたいへんですけどね。興味がありますから、ぜんぜん苦ではないんです」。と説明してくれました。

いろんな土地へ行って、いろんな人と会うのがたのしい

岩田さんは、国内はもちろん海外のツアーにも参加する。

「中学生くらいから、ツアーコンダクターに憧れていたんです。旅行がだいすきで、それを仕事にできるなんて最高だなって。ツアー先で自由になる時間もあるので、仕事なのに旅行気分を味わうことができるんです。宿泊も食事も会社持ちですし、お給料貰って旅行できちゃうなんて、オトクですよね」。

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このように話す岩田さんですが、いちばん嬉しいのはお客様に感謝されたときだといいます。

「お客様は楽しい思い出をつくるために旅行にいらしています。ツアーコンダクターの仕事は、トラブルや煩わしいことでお客様が困らないようにすることです。大変なこともたくさんありますが、お客様を笑顔にすることができると、私もとてもうれしいんです」。と岩田さんはすてきな笑顔でいいました。

旅行が好きで、人が大好きな人には、ツアーコンダクターは天職なのですね。

ツアーコンダクターの資格とは

パックツアーなどに添乗するには、「旅程管理主任者」という資格がなければいけません。

「旅程管理主任者」の資格には2種類あり、日本国内の旅行しかできない「国内旅程管理主任者」と、海外も行ける「総合旅程管理主任者」とがあります。

ですから、ツアーコンダクターとして活躍するためには、この資格をとることから始まります。

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「ツアーコンダクターの資格をとるのは、そんなに大変じゃないんですよ。座学と簡単な試験を終わらせて、研修を2~3日受けて、研修ツアーに参加すれば取れちゃいます。だいたい2~3週間くらいかな」。岩田さんはこのように話す。

なんだ、意外と簡単じゃない。車の免許よりぜんぜん楽ですね。

転職先として人気がある

岩田さんによると、ほかの仕事をしていた人が、転職先としてツアーコンダクターを選ぶケースが多いといいます。

「ツアーコンダクターに必要なスキルって、特にないんです。もちろん、海外ツアーに参加するには、外国語で会話できなければ話になりませんけど。語学力がなくても国内旅行で活躍できます。ですから、だれでもなろうと思えばなれるんですよ。50歳過ぎてから転職されてくる方もたくさんいますよ」。と岩田さんは説明してくれました。

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なるほど。でも、ツアーコンダクターって大変なんでしょ?

「そうですね。接客業ですから、他人につくすことができない性格の人には無理です。あと、長時間労働があたりまえですから、体力と精神力がないと持ちませんね。でも、50歳過ぎた方もやってらっしゃいますから、慣れですかね。ブラックといってしまえば確かにそうなんですけど、お客様第一でかんがえると仕方ないんですよね。でも、大変な分、無事に帰り着いたときの充実感は最高ですよ」。

ツアーコンダクターは決して楽な仕事ではない。そこらへんを勘違いしてはいけないようですね。

みんなが休みの日が忙しい

いまどき、土日休みで9時出勤の17時終業なんて仕事のほうが珍しいですが、ツアーコンダクターはその性質上、「人が休みの日に働く」ことになります。

岩田さんによると、「普通の人は土日やゴールデンウィーク、夏休みに旅行に生きますから、その時期がツアーコンダクターはいちばん忙しいんですよ。土日や祝日には必ず仕事ですから、昔の知り合いの結婚式とか同窓会とかには、なかなか出席できないですね」。とのこと。

たしかに。学生時代の集まりって、土日祝日にやるもんなぁ。

「泊まりがけのツアーだと、夜中に要望や苦情を言い出すお客様もいます。24時間はたらく心構えでいないとだめですね」。

夜勤こそないものの、ツアー中はプライベートなしって感じですね。

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岩田さんによると、ツアーコンダクターの仕事は旅行の添乗だけではないとのこと。

「次のツアーの準備もありますから、ツアーを終えた次の日も出勤して打ち合わせ、なんてこともよくあります。忙しい稼ぎどきの時期は、ちゃんと休むのは週に1日くらいかなぁ。私は派遣なので、体力的に厳しければ自由に休みを入れることができますけどね」。

では、ツアーコンダクターは、プライベートで連休をとって旅行とかいけないんだろうか。

「お正月を過ぎると、仕事が少なくなるんです。私は、正月休みを普通の人より遅く、2~3月にとって、個人的な旅行をたのしんでいますよ」。岩田さんはこのように話す。

オリンピックのボランティアとは違う

最近、オリンピックのボランティアで、海外からきた人をその国の言葉で案内したり、通訳したりする仕事が注目されています。

この仕事とツアーコンダクターとを混同している人が、けっこういるようです。

「ツアーコンダクターは、日本人のお客様を旅行先にお連れする仕事です。外国人のお客様は基本的にいません。また、スケジュールの管理はしますが、海外ツアーで通訳などは基本的にしません」。と岩田さんは説明してくれました。
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ツアーコンダクターというと、「外国語できないから無理」と決めつけている人もいるようですが、日本語ができれば問題ないということですね。

岩田さんによると、「もちろん、それは国内ツアーの場合の話で、海外ツアーだと外国語が必要です。外国語ができる方は、ツアーコンダクターになれば大活躍できますよ」。とのことです。

 

ツアーコンダクターはガイドさんではない

オリンピックのボランティアさんは、いわゆるガイドさんですね。

ガイドさんというのは、観光案内を専門としている方々で、「その土地を知り尽くしている専門家」です。

ガイドさんも、ツアーコンダクターが任されるような役目をする場合もありますが、基本的には観光地の「いいところ」をお客様にわかりやすく説明するのが仕事となります。

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「ツアーコンダクターの場合は、旅行先の観光についてある程度は予習していますが、それほど詳しいわけではありません。それよりも、お客様がスムーズに旅行の予定を消化できるように、お客様を案内するのがツアーコンダクターの仕事です。もっとも、ガイドさんがつかないツアーでは、ツアーコンダクターがガイドさんの代わりをすることもありますけどね」。岩田さんはこのように話す。

私たちは、ガイドさんとツアーコンダクターさんとの区別があまりついていないですけど、似ているようでも違うんですね。

ツアーコンダクターは女性しかなれない?

ツアーコンダクターには女性しかなれないと勘違いして、あきらめた男性も多いのだとか。

岩田さんによると、ツアーコンダクターの5人に1人は男性だといいます。

「ツアーコンダクターに転職された方の中には、40代までふつうのサラリーマンをやっていた男性もいらっしゃるんですよ。給料は減ったけど、やりたいことがやれて楽しいとおっしゃっていました」。

岩田さんの所属する旅行綜研では、特に中高年の転職を男女問わず歓迎しているそうです。

中高年の方以外にも、新卒はもちろん、アルバイトやフリーターだった人、あるいは長年専業主婦だった人でも、プロのツアーコンダクターとしてバリバリ活躍しているとのこと。

派遣添乗員としての働き方

現在では、多くの大手旅行会社がツアーコンダクターを派遣でまかなっています。

岩田さんが所属する旅行綜研は、ツアーコンダクターの派遣業をしている会社で、岩田さんも派遣されて大手旅行会社のツアーを担当しています。

「たしかに、派遣は給料が安定しませんね。オフシーズンには仕事が減るので、収入も減ります。でも、その分休めるので、趣味に没頭したり、副業に励んだりして、自分の時間を過ごせていいですよ」。と岩田さんはいいます。

現代は、パラレルキャリアの時代です。

複数の収入源を確保するのはあたりまえです。

派遣社員は、自由な働き方ができるのですから、収入が少ないと嘆くのではなく、いろんな稼ぎ口をつくればいいだけです。

働く日を自分で決めることができる、自分のペースで働くことができるというのは、派遣でしか実現できないメリットなのですから。

 

所属するなら大手がいい

岩田さんが所属する旅行綜研は、派遣添乗員業界の中でも大手で、幅広く旅行会社との付き合いがあります。支店は東京、大阪、名古屋、札幌、仙台、広島、福岡、鹿児島、沖縄の9ヶ所にあります。

「うちの会社は、給料がランク制なんですよ。スキルや雇用年数に応じてアップするので、やる気がでます」。岩田さんはこのように話す。

旅行綜研には、ツアーコンダクターの登録者が全国に1,200名いるとのこと。

確立された育成システムには定評があり、未経験でもプロとしていち早く一人前になれるよう、バックアップしてくれるのだとか。

「私は、説明会の予約をするときが一番悩みました。でも、説明を聞いたら不安がなくなって、あとはトントン拍子でした。なんでも最初の一歩はたいへんだけど、悩むくらいならとりあえず気軽に行ってみるといいとおもいますよ」。岩田さんはこのように話す。

旅行綜研では、採用説明会を各支店で随時行なっているとのこと。

また、支店がない地域でも、説明会を随時行なってくれるそうです。

興味のある方は、岩田さんの言うように、「とりあえず」説明会に参加してみるといいでしょう。

下のリンクをクリックして、旅行綜研のツアーコンダクター募集サイトを見ると、説明会のことが詳しく書いてあり、予約もできるようになっています。

海外国内ツアーコンダクター募集!【旅行綜研】

やるかやらないか、決めるのは、説明を聞いてからでいいでしょう。

さいごに

ツアーコンダクターは、世界の景勝地、観光地を日常的に訪れ、様々な人たちと巡り合うことができる、楽しい職業です。

未経験であっても、興味や関心、やる気があるなら、年齢も経歴も関係なく始めることができます。

必要なのは「やりたい」気持ちと、一歩を踏み出す勇気だけ、なんですね。

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